6月16日「訴状を読む会」を行います。しばらく投稿できていませんでした。高裁で棄却され、なんだか気力が失われたような・・・ガッカリした気持ちで、何をやっても報われない不条理に押しつぶされそうになっていたのですが・・・「これではいけない!」とまたやる気を出しました。というのも、先日、弁護士事務所から上告にあたり、「上告申立書」と「上告受理申立理由書」が送られてきました。最高裁に上告できるのは、「法令違反」と「判例違反」があったとき、とのことで、一般市民の私達にはよく分かりませんが、これだけの申立書をまとめてくださった弁護士の先生方のお力に、本当に感謝の一言しかありません。私達の上告が認められ、本当に正当に判断していただけるよう、祈るしかありません。それとともに、しっかりと訴状を読み、何が問題なのかを私達もきちんと理解していこうという立場で、「訴状を読む会」を開催します。今回は、まず、「上告申立書」を声に出して皆で読みたいと思います。6月16日(土)午後2時~4時の予定です。場所はいつも通り、片山宅にて。どうぞ皆様お誘い合わせの上、お集まりください。2018.06.10 11:08
「山を楽しむ会」を企画しました。春の山々を楽しみながら、タケノコご飯や山菜の天ぷら、タケノコのすまし汁などを囲んで火葬場問題について語り合いませんか。以下の日程で「山を楽しむ会」を企画しました。ぜひ、皆様お誘い合わせの上、ご参加ください。日時:4月21日(土)9:00集合場所:馬屋上小学校下の片山宅前に集合、車で小畑地区の山林に移動します。内容:小畑地区の広場で、タケノコ掘り体験や山菜採り体験 また、地元住民によるタケノコご飯の炊き出し、山菜の天ぷら、タケノコのすまし汁 などを食しながら、火葬場問題について語り合う。参加費:1000円持ち物:水筒・軍手服装:動きやすい、汚れても良い服装でお越しください。掘ったタケノコや山菜はお土産としてお持ち帰りください。皆様と語り合い、春の山々を愛でて半日を過ごせることを楽しみにしております。2018.04.08 13:59
判決文を読む会を開催しました。 今日(3月14日)午前10時~13時半、片山宅にて「判決文を読む会」を開催しました。判決文というのはなかなか難しいものです。「えっ?どういうこと??」「ああ、そうか」と皆さん疑問を抱いては考え、納得することもあれば、「ここは納得できないな」と憤ることもあり、少しずつ読み進めていきました。 2時間ほどで全文を読み終わりましたが、残った違和感。しれは、「どうして裁判所は岡山市の言い分をすべて鵜呑みにして、その正当性しか主張しないのだろう?」ということでした。 判決文では、第1審で、不動産鑑定士が形質変更に係る調査が必要だという事など知らなかった、と証言していたにもかかわらず、廣畑・石田両鑑定士の鑑定は合理性が認められるというのだから、どうしようもありません。 よくもここまで理不尽な判決文が書けるものだと思います。裁判官の方々は本当に私たちの提出した資料をきちんと読んでくださったのでしょうか?きちんと読んでくださったなら、こんな判決は出ないはず・・・・だと思うのですが。 一市民の力のなさを痛感します。 本当に、本当に情けない限りです。 でも、応援してくださる仲間がたくさんできました。誰もが「これはおかしい」と首をかしげます。あきらめず、訴え続けることが今の私たちにできることです。今日も横田さんが手作りおはぎをもってきてくださり、抹茶シフォンケーキと紅茶・コーヒーをみんなで囲んでホッとタイムもできました。こんな素敵な仲間に囲まれて私は幸せだと感じます。 もっともっとたくさんの方々にこの事実を知っていただこう!そのためには、楽しい企画で多くの方々を集める事が必要です。その中で、「こんなことがあるのです」ということを知っていただくこと。運動を大きくすること。そして、これからも続くであろう裁判にかかる費用を捻出していかなければなりません。 その第1弾として、「たけのこを掘る会」をしようと計画しています。4月21日(土)午前9時。片山宅に集合です。一緒にたけのこ堀に山に入りましょう。地元住民がご案内いたします。手入れのできていない山ですが、自然を楽しんでみませんか?! 2018.03.24 13:03
判決文を読む会を開催いたします。 3月15日(木)13:30~ 満席の傍聴席を前に、裁判長は「後30秒ありますね。ちょっと待ってからにしましょうか」などと思わせぶりな言葉を吐き、13:30ちょうどに「主文、すべて棄却する。」とわずか20秒ほどでしょうか。 私たちの血のにじむような苦労の末の控訴審をいとも簡単に、虫けらを払うような言い方で却下されたのでした。 悔しい気持ちと、情けない気持ち。「どうして?」「どうしてこうなるの?」と心底不思議な気持ちでした。判決文をいくら読んでも、意味が分からないのです。 そこで、毎月第4土曜日に行っていた「訴状を読む会」を次回より「判決文を読む会」として開催いたします。 3月24日(土)午前10時~12時の予定で、場所はいつも通り、片山宅です。 皆様、どうぞお越しください。いつものようにおいしいおやつもご用意しておきます。さて、今月のお楽しみおやつは・・・・「抹茶シフォンケーキ」にいたしましょう!! お待ちしています。2018.03.18 09:38
訴状を読む会を開催しました。2ヶ月ぶりの訴状を読む会を開催しました。はじめて来てくださった方、差し入れをもってきてくださる方、皆さんに感謝です。我が家のおひな様も和やかな温かい集まりを嬉しそうに見守ってくれたようです。判決まであと2週間ちょっととなった今ですが、控訴理由書を読み進めているうちに、改めて問題点を確認するやら、「なぜ、一審で敗訴したんだろう?」という疑問が湧くやら・・・・・一審判決の矛盾点、岡山市の不動産鑑定に対する姿勢そのものの問題点などが鮮明に浮かび上がってきます。皆、声を出して読みながら、「そうだよね~」「おかしいよね~」と唸るばかりです。全69ページに及ぶ「控訴理由書」。今日の読み合わせで印象に残ったのは、「土地の形質変更の工事においては、事前の予測と異なった事態にあっても生活環境保全上の支障が生ずることを最小限に留めるために、工事着手、工事中、および工事終了後においてもモニタリングを行うことになっている。このように産業廃棄物処分場跡地は、形質変更を行って利用しようとすれば、通常の土地にはない負担がつきまとうことになる。そのような土地であることが、土地の価格として適正に評価されているかが問題であり、鑑定評価時において、そのことは全く考慮されていない。」というところでした。岡山市は「何か問題があれは対処して工事を進める」と主張するばかりですが、果たしてどんな問題が起こるか計り知れないこの土地をいくら費用がかかろうとも対処しながら工事を進め続けるということ自体、税金を投入して行う事業として適切なのか?という疑問も湧いてくるわけです。危機管理意識に問題がありです。また、控訴理由書のなかでは、岡山市が土地購入後に行った調査の不十分さもしっかりと指摘していました。これは私たちがずっと主張し続けてきたことですが、それを知らんふりできる岡山市っていったい・・・・・?ますます疑惑は大きくなるばかりです。3月15日の判決は、大勢の市民の目で、「不正は許さない!」という姿勢を見せることができれば、と思います。2018.02.25 08:34
訴状を読む会のお知らせインフルエンザ以来、滞っていた訴状を読む会。ようやく次回日程の調整がつきました。毎月第4土曜日の午前とだいたいの日程を決めていましたが、今月は24日午前中がどうしても都合がつかず、25日(日)の午前10時~12時ということにします。お時間のある方はどうぞいらしてください。訴状を読んでいると、今回の火葬場問題がどんなに理不尽なおかしいものであるかがいっそうハッキリとしてきます。高裁判決も間近な今、今一度今回の問題を確認すべく、皆で読み合いましょう。25日(日)のお菓子は、「アンザックスクッキー」を準備させていただきます。オートミールとココナッツのおいしいクッキーです。ご一緒にいかがですか?!2018.02.18 02:39
力強い応援メッセージが届きました!先週末、インフルエンザから復活し、何気なくメールチェックをしていると、チェンジオルグに署名があったとの報告があり・・・そこには高校時代の恩師のお名前がありました。私が最も尊敬している先生からの激励の言葉はとても嬉しく元気づけられました。京都大学ご出身で国語の先生だったI先生。人生の中で迷いながらも、色々な経験を積み、自己決定の繰り返しを経験する高校3年間をともに過ごしたI先生。物静かですが、生徒一人一人をじっくりと見てその時々に適切な助言、アドバイスをくださり、時には厳しい先生でした。先生は、「インターネットで火葬場問題について細かく検索し、全部読ませてもらったよ」と言ってくださっていました。「小川(私の旧姓です)がこんな住民運動を引っ張る人間になっていたとは」と驚かれながらも「小川らしいな」と笑っておられました。そして、考える会のメンバーの皆さんでどうぞ、とご自宅で栽培した果物を送ってくださったこともありました。そのI先生が「がんばれ!」といつも香川県から応援してくださっています。3月15日の判決ではともに「よかった」と言えるよう、これからも頑張ります。以下、I先生からの励ましのメールです。****************************************岡山市の火葬場建設計画は、大きな問題点を抱えていると思います。それは、「考える会」が集約している4点になるでしょう。きわめて素朴で、まっとうな疑問ばかりです。行政側は、これらについて真摯に答える必要があります。しかし、「地元町内会長の承諾書がある」の一点張り。それは、地区住民の同意を得て民主的に決められたものではないでしょう。スタートが間違っているのであれば、そこまで戻らなければなりません。まさにモリ・カケ問題と同根であり、民主主義の危機を感じます。 「考える会」の皆さん、粘り強く頑張ってください。*****************************************やはり、誰が見ても、私たちの主張はまっとうだと思っていただけるのだとなぜか嬉しいです。I先生のおっしゃる「民主主義の危機を感じる」とのお言葉。これは先日、加計学園問題を考える会でご講演をなさった前川喜平氏の「民主主義の機能をどうやって働かせるか」が今後の問題だとおっしゃったことにつながります。今治市が加計学園に対して出す補助金が国税である「合併特例債」でまかなわれるという点、岡山市が計画している火葬場計画50億円の予算の内、半額が「合併特例債」であるという点でも全く同じ構図。岡山市だけの問題ではないことが分かります。何とか皆さんに知っていただき、声を上げなければなりません。2018.01.21 10:35
明けましておめでとうございます。 2018年新しい年が始まりました。 私は、先日(1月3日)に親族に不幸があり、福山へと葬儀に参列いたしました。火葬場は福山市にある神辺斎場でした。神辺斎場は、麓には集落がありますが、その集落から車で山道を登った場所にありました。周りは山に囲まれた静かな場所で、「これこそ火葬場の姿」と思える場所でした。 炉の数は4つでした。 それに対して、岡山市が産廃跡地に作ろうとしている火葬場は、馬屋上学区の最も高い位置にあり、そこから麓集落が一望できる場所です。なんと見晴らしの良い場所でしょう。しかも、炉の数は12炉。ですから、神辺斎場の3倍!排気は谷間に沿って麓集落を覆い尽くすでしょう。 岡山市は「バグフィルターがあるから無害・安全」と言い切りますが、馬屋上学区での説明会では、煙突を25m以上にしないと、麓集落では排気ガス基準を上回る数値が予測されるとの説明があったはず・・・・。 いったいどうなっているのでしょうか??? たった4炉の神辺斎場ですら、このような山の中に、しかも四方が山に囲まれた場所に作っているのです。馬屋上学区内にもこのような条件の場所はたくさんあるはずです。なのに、なぜ、ここなのか???ますます疑問が湧いた昨日の経験でした。 火葬場というものの本質を考えれば、今、岡山市が建設予定をしている場所はあり得ない場所です。皆様も現地(岡山の建設予定地)をぜひ、ご覧ください。本当にこれでいいのかと疑問を持つはずです。 岡山市は無責任なこの計画を考え直すべきだと改めて感じた1日でした。 今年もよろしくお願い申し上げます。2018.01.04 04:35
チェンジオルグサイトへはこちらから!チェンジオルグのサイトのURLを貼り付けましたので、ご利用ください。https://www.change.org/p/naomet-khaki-plala-or-jp-%E5%AE%89%E5%AE%9A%E5%9E%8B%E7%94%A3%E6%A5%AD%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9%E5%87%A6%E5%88%86%E5%A0%B4%E8%B7%A1%E5%9C%B0%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%81%AB%E8%91%AC%E5%A0%B4%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E3%81%AB%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99?recruiter=779451274&utm_source=share_petition&utm_medium=copylink&utm_campaign=share_petition2017.12.16 03:58
控訴審が結審しました。今日、午前11時5分、予定より5分遅れて審議が始まりました。・・・・が、わずか20秒ほどでしょうか。「えっ?これだけですか?」と拍子抜けするくらいの裁判長の言葉。「これまでの資料を読み込んだ結果、証人を呼ぶことなく、結論をだすことができると判断。判決は3月15日午後1時30分に言い渡します」とのこと。とうとうこれで終わったんだな、と思う気持ちと、「えーっ!証人尋問はして欲しかった」と残念に思う気持ちと・・・・とても複雑。ましてや、お忙しい中を「傍聴席を満席に!」という私たちの呼びかけにご参集くださった皆様に、たった20秒の法廷なんて、申し訳なくて、これまた複雑。終了後いつものように公園に集合。今日の結審を振りかえりました。前回の口頭弁論から、裁判所からは何のアクションもなく今日の結審を迎えたことに対しては弁護団の中からも「判決がどうなるのか全く分からない」という意見、「必ずや私たちの主張は受け入れられると確信している」という意見、「控訴審で覆るときは、何かしら手応えがあるものだが、今回はよく分からない」という意見。一つ一つの感想に一喜一憂しながらでしたが・・・・・私自身は、これで私たちが敗訴するようなことがあるのなら、もうこの国の司法はないも同然だと感じています。勝つと信じています。でも、今の国会でのやり取りをみていると、何が起こるか分からない、どんなに理不尽でも、知らぬ存ぜぬを貫いた方が勝ち。そんな世の中だから、この裁判が敗訴しても何らおかしくないとも感じます。しかし・・・・誰が見てもおかしいと思うようなこんなことを理屈が立たない理屈を付けて「問題なし」というのなら、話になりません。どこにも訴えるところがないのなら、声を上げ続けるしかありません。草の根運動を続けるしかないのです。どのような結果になっても、私たちはあきらめません。今後も発信し続けたいと思います。どうか、ご支援をよろしくお願いいたします。2017.12.14 13:51
全国ネットの署名活動チェンジオルグでのキャンペーンを始めました!とうとうできました!チェンジオルグでのキャンペーンサイトが完成し、ネット上で公開されました。私たちの活動を全国の皆さんに知っていただき、賛同を集めることで岡山市と高等裁判所にアピールするのが目的です。また、今岡山市で行われていることは、国レベルで行われているモリ・カケ問題と本質的に全く同じと思われます。民主主義の根幹に関わる問題として、広げることで、社会に一石を投じたいという思いもあります。そして、何よりも私たち考える会がより元気になること。今回の写真撮影で、ますます団結力をつけたように感じています。今後も頑張ります!!2017.12.03 11:03
今朝の水質調査今朝も調査に出かけてきました。今朝はどんよりとした冬の空。寒さが身にしみる季節となりました。沈砂池の様子は先週とほとんど変わらない様子でしたが、電気伝導率はどの場所も少し高めでした。産業廃棄物埋め立て地から直接出てくる浸出水は、いつも変わらず高い数値を示します。それにしても・・・・毎週、毎週日曜日の朝に、こうして水質調査に出かけなければならないような生活を、この歳になってしなければならないなんて、本当にしんどいです。岡山市職員(生活安全課新斎場整備事業課)のみなさんに「この生活をどうぞやってみてください」と訴えたいです。市民の苦しみに少しでも心を配れるような行政機関であって欲しいものです。2017.11.11 23:49