控訴審が結審しました。

今日、午前11時5分、予定より5分遅れて審議が始まりました。

・・・・が、わずか20秒ほどでしょうか。「えっ?これだけですか?」と拍子抜けするくらいの裁判長の言葉。「これまでの資料を読み込んだ結果、証人を呼ぶことなく、結論をだすことができると判断。判決は3月15日午後1時30分に言い渡します」とのこと。

とうとうこれで終わったんだな、と思う気持ちと、「えーっ!証人尋問はして欲しかった」と残念に思う気持ちと・・・・とても複雑。

ましてや、お忙しい中を「傍聴席を満席に!」という私たちの呼びかけにご参集くださった皆様に、たった20秒の法廷なんて、申し訳なくて、これまた複雑。

終了後いつものように公園に集合。

今日の結審を振りかえりました。

前回の口頭弁論から、裁判所からは何のアクションもなく今日の結審を迎えたことに対しては弁護団の中からも「判決がどうなるのか全く分からない」という意見、「必ずや私たちの主張は受け入れられると確信している」という意見、「控訴審で覆るときは、何かしら手応えがあるものだが、今回はよく分からない」という意見。一つ一つの感想に一喜一憂しながらでしたが・・・・・

私自身は、これで私たちが敗訴するようなことがあるのなら、もうこの国の司法はないも同然だと感じています。勝つと信じています。でも、今の国会でのやり取りをみていると、何が起こるか分からない、どんなに理不尽でも、知らぬ存ぜぬを貫いた方が勝ち。そんな世の中だから、この裁判が敗訴しても何らおかしくないとも感じます。

しかし・・・・

誰が見てもおかしいと思うようなこんなことを理屈が立たない理屈を付けて「問題なし」というのなら、話になりません。どこにも訴えるところがないのなら、声を上げ続けるしかありません。草の根運動を続けるしかないのです。

どのような結果になっても、私たちはあきらめません。

今後も発信し続けたいと思います。どうか、ご支援をよろしくお願いいたします。

火葬場について考える会

岡山市は北区富吉にある埋立終了後の産業廃棄物処分場を高額で購入し火葬場を建設しようとしています。公共施設には適さない土地を購入したこと。その価格があまりにも高額なこと。地元の同意を得ないまま進めていることにたいし、私たちは闘っています。

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