町内会結成届を出すが・・・

年末に、とうとう私たちは岡山市に対して「町内会結成届け」を提出しました。今の町内会に所属していても、私たちの意見は全く取り上げていただけないこと、新斎場に最も近い地域に暮らす住民はそっちのけで、どんどん話が進んでしまうこと、町内会の役目とは何ぞや?ということを疑問に感じたからです。

このまま現町内会にいても、自分たちの住環境は守れない、そう判断し、色々な方に相談しながら進めてきました。

小畑地区5世帯での町内会結成です。

しかし、今日、岡山市から、町内会結成の要件を満たしていないということから、岡山市町内会名簿への掲載はできないとの回答が返ってきました。満たしていない要件とは・・・

・新規結成の場合は最低10世帯以上であること

・町内会の区域が現存する町内会の区域と重複していないこと

・現存する町内会長の承知が必要なこと

・学区連合町内会長の承知が必要なこと

および、役員名簿に不備がある。

とのことでした。

私たち一般市民は、数が少なければ、一切意見を言っても通じないということを岡山市が宣言したものと受け取りました。

地元町内会が取り上げてくれない意見をもって行く場は今の岡山市にはないということです。

大人数が勝って、少人数は切り捨てられる、それが今の民主主義なのだと痛感しました。

人々は大人数の方に付いていた方が安全・安心なのですから、ものが言いたくても言えなくなってしまいます。

「地元対策費」として、今、どんどん出費されている岡山市の税金。これは、最も地元の住民ではなく、離れた、「余り関係ないから、どっちでも良い」という住民達への利益として享受されています。

このようなことがあって良いのか?私は本当に不条理を感じます。

富吉町内会の一地域の住民である私たちは、富吉町内会を通してしかものが言えないのです。

でも、町内会は意見を吸い上げてくださらないのです。

だから、町内会結成届けを苦渋の決断で出したのです。

いったいどうすれば・・・。

地元町内会が、火葬場等という大きな懸案事項をたった一回の臨時総会、しかも、岡山市からの説明も無く、町内会長に説明を一任された会議で120世帯のうち、60世帯が参加し、12世帯が委任状を提出。そのうちたったの37世帯が手を挙げたことで始まった今回の問題。(委任状の12名はすべて賛成に加算)

私たち一番近い住民への案内状には委任状は切り取られていましたし、こんな場所に建設計画があることすら知らされていませんでした。

そんな状況から始まったにもかかわらず、一度決まったこととして見直すことすらしていただけなかった、この不条理を私たちはどこに持っていけばいいのでしょう?

たった5世帯しかない地域の住民は我慢しろということなのでしょうね。

悲しい世の中です。

火葬場について考える会

岡山市は北区富吉にある埋立終了後の産業廃棄物処分場を高額で購入し火葬場を建設しようとしています。公共施設には適さない土地を購入したこと。その価格があまりにも高額なこと。地元の同意を得ないまま進めていることにたいし、私たちは闘っています。

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