2018年新しい年が始まりました。
私は、先日(1月3日)に親族に不幸があり、福山へと葬儀に参列いたしました。火葬場は福山市にある神辺斎場でした。神辺斎場は、麓には集落がありますが、その集落から車で山道を登った場所にありました。周りは山に囲まれた静かな場所で、「これこそ火葬場の姿」と思える場所でした。
炉の数は4つでした。
それに対して、岡山市が産廃跡地に作ろうとしている火葬場は、馬屋上学区の最も高い位置にあり、そこから麓集落が一望できる場所です。なんと見晴らしの良い場所でしょう。しかも、炉の数は12炉。ですから、神辺斎場の3倍!排気は谷間に沿って麓集落を覆い尽くすでしょう。
岡山市は「バグフィルターがあるから無害・安全」と言い切りますが、馬屋上学区での説明会では、煙突を25m以上にしないと、麓集落では排気ガス基準を上回る数値が予測されるとの説明があったはず・・・・。
いったいどうなっているのでしょうか???
たった4炉の神辺斎場ですら、このような山の中に、しかも四方が山に囲まれた場所に作っているのです。馬屋上学区内にもこのような条件の場所はたくさんあるはずです。なのに、なぜ、ここなのか???ますます疑問が湧いた昨日の経験でした。
火葬場というものの本質を考えれば、今、岡山市が建設予定をしている場所はあり得ない場所です。皆様も現地(岡山の建設予定地)をぜひ、ご覧ください。本当にこれでいいのかと疑問を持つはずです。
岡山市は無責任なこの計画を考え直すべきだと改めて感じた1日でした。
今年もよろしくお願い申し上げます。
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