2ヶ月ぶりの訴状を読む会を開催しました。はじめて来てくださった方、差し入れをもってきてくださる方、皆さんに感謝です。我が家のおひな様も和やかな温かい集まりを嬉しそうに見守ってくれたようです。
判決まであと2週間ちょっととなった今ですが、控訴理由書を読み進めているうちに、改めて問題点を確認するやら、「なぜ、一審で敗訴したんだろう?」という疑問が湧くやら・・・・・
一審判決の矛盾点、岡山市の不動産鑑定に対する姿勢そのものの問題点などが鮮明に浮かび上がってきます。
皆、声を出して読みながら、「そうだよね~」「おかしいよね~」と唸るばかりです。
全69ページに及ぶ「控訴理由書」。今日の読み合わせで印象に残ったのは、「土地の形質変更の工事においては、事前の予測と異なった事態にあっても生活環境保全上の支障が生ずることを最小限に留めるために、工事着手、工事中、および工事終了後においてもモニタリングを行うことになっている。このように産業廃棄物処分場跡地は、形質変更を行って利用しようとすれば、通常の土地にはない負担がつきまとうことになる。そのような土地であることが、土地の価格として適正に評価されているかが問題であり、鑑定評価時において、そのことは全く考慮されていない。」というところでした。
岡山市は「何か問題があれは対処して工事を進める」と主張するばかりですが、果たしてどんな問題が起こるか計り知れないこの土地をいくら費用がかかろうとも対処しながら工事を進め続けるということ自体、税金を投入して行う事業として適切なのか?という疑問も湧いてくるわけです。危機管理意識に問題がありです。
また、控訴理由書のなかでは、岡山市が土地購入後に行った調査の不十分さもしっかりと指摘していました。これは私たちがずっと主張し続けてきたことですが、それを知らんふりできる岡山市っていったい・・・・・?
ますます疑惑は大きくなるばかりです。
3月15日の判決は、大勢の市民の目で、「不正は許さない!」という姿勢を見せることができれば、と思います。
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